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◎太極拳全般について

その昔、自分の身は自分で守る。自分の健康は自分で管理しなければ
ならなかった時代。中国の人々は、長生きの動物を観察しその動きを真似、
数千年に渡って健身拳術を編み出しました。

それが「五禽戯」という、鶴、猿、熊、鹿、蛇の5つの動物の動きを取り入れた
健康体操として集大成されました。

「五禽戯」の種類はいくつかあり、取り入れられている動物の組み合わせも
少し異なりますが、共通しているのは、「呼吸と動作の一致」、とうことです。

武術の中にも「五禽戯」は取り入れられ、中国武術の一つ太極拳の中にも、
その動きは多くでてきます。
 
太極拳は、武術と同時に長生き健康法の一つとして、各地方、各一族に
独特の流派がうまれましたが、東洋医学と武術を併せ集大成されたのは、
「太極拳論」だと言われています。

太極拳の流派は、大きく5つあります。古い順に、陳式太極拳、楊式太極拳
呉式太極拳、武式太極拳、孫式太極拳、で各々その創始者の苗字を取って
呼ばれてきました。


◎教室で練習している太極拳

陳式簡化太極拳36式です。

伝統的な陳式太極拳「陳式一路(83の型)」を基礎とし、重複した動き、激しい
動きを除いて、北京体育学院の 桂香 老師によって、練習しやすい36の型
にまとめられたものです。   桂香 老師 (北京にて)


■きっかけ


初めてカン 桂香 老師の太極拳を見た時、「これ!!」と感じました。1985年の
夏です。1987年の半年間、毎日カン 桂香 老師について練習しましたが、難し
いというものではなく、その動きがどこから出てくるのか、わけがわかりません
でした。夢中で練習する日々が続きました。

ある日、これまでの練習とは違って、スーッ、と抜けるような日がありました。
桂香 老師が、それです。と言われ、気持ちがスッと楽になりました。

教室では、この桂香 老師の陳式簡化太極拳36式をメインに練習してい
ます。



◎陳式太極拳について

1.歴史 1600年の初め、陳家の陳王廷によって完成された拳術で
  理論を太極においていたため、太極拳と名付けらました。
  太極の文字は、周の時代の易経・系辞にすでに記され宇宙の原理を表します。

2.特徴 太極拳の中でも、古く武術要素の濃い太極拳です。動きは、常に足
  の先から指先まで螺旋を描き、緩急がはっきりしています。
  呼吸は、用法によって一瞬の速い呼吸と、長くゆっくりした呼吸を用い、
  どちらも丹田呼吸です。

  丹田呼吸:丹田から息を押し出す感じで吐く呼吸のこと