悠久の大地に生きるがスタートしました!! 第一号は、息を呑むような美人、宋 慶齢(そう けいれい)の登場です。 写真に見とれてマガジンに戻ってくるのをお忘れなく。 写真 先日「杭州湾跨海大橋」のニュースを知って宋 慶齢のことを思い出し ました。彼女の父親は広東省の貧しい農家の出身でしたが、 彼女が生まれたころは上海で裕福な実業家となっていました。 宋 慶齢の両親はとても中国を愛する気持ちが強かったので、 杭州湾をまたぐ36km大橋の壮大なプロジェクトというニュースを聞いて 天国でとても喜んでいるでしょう。 宋 慶齢は3人の美人姉妹の次女で後に孫文の秘書となり、そして夫人となり、 毛沢東の友人となって新中国の建設に大きな仕事をした女性です。 同じ環境で育った姉妹でも一人一人当時の歴史の流れに翻弄されて 別の人生を歩みます。 長女は毛沢東が全中国を解放した後アメリカへ、三番目は蒋介石と結婚して 台湾へ。美人3姉妹は歴史の政治的大奔流の中で別れ別ればらばらに なってしまいました。 3姉妹とも学生時代にアメリカに留学していました。この当時としては 相当裕福な家庭でない限りアメリカに留学等とても出来ない時代です 1991年に彼女の40数年来のアメリカの友人が、 「宋 慶齢−20世紀の偉大な女性」という伝記を書きました。 彼女の念願のものでした。 孫文と宋 慶齢は日本でも亡命生活を送ったことがあり、 日本とも大変縁が深いのです。 久保田博子さん(宋慶齢の研究家)が日本語版の翻訳をされているそうです。 当時この二人を援助した日本人が大勢いました。 梔子花(zhizihua、チーヅホア) 記 |