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◆第一節 肩臂練習(肩と腕の練習)

一.圧肩(ヤーヂェン)
説明
圧肩1

動画

準備の姿勢
一定の高さのある(肩より少し高めがいいです)
バーなどに向かって立ちます。バーと体は、
一歩より少し大きめで両足を肩幅、又はそれより
少し大きく開いて立ちます。

動作
≪一人で≫ 
両手でバーを握り、肩を下に沈めます。
(胸を突き出し、腰は持ち上げ、尾骨を収めます)
息を吐いて上体を更に下に沈めます。
少なくとも、3回以上は吐いて沈めることを
繰り返します。
圧肩2
ペアーで
互いの肩に手を置き、同じように
肩を沈めます。この時は、お互いの呼吸を
合わすと無理がないですね。

ポイント

両腕と両足はまっすぐに伸ばします。
意識は肩に集中します。

注意⇒⇒始めは軽く小さく、徐々に深く
沈めること。
ニ.単臂繞環(ダンビ ラォホァン)1.両足を肩幅の形で
説明

動画 左・前に 動画 左・後ろに 動画 右・前に 動画 右・後ろに
準備の姿勢
両足を肩幅に開いて真っ直ぐに立ちます。

動作
右腕を上から後ろに、下に、前に、体の側面で大きな
立円を描いて回します。

右腕を上から前ろに、下に、後ろに、体の側面で大きな
立円を描いて回します。

★左右交互に行います。

要点 ⇒⇒ 最初はゆっくりと確実に、慣れてきたら徐々に
速度を上げていきます。

注意 ⇒⇒ 腕はまっすぐを保ち、肩はゆるめて行います。
二.単臂繞環(ダンビ ラォホァン)2.弓歩の歩型で
説明

動画 左・前に 動画 左・後ろに 動画 右・前に 動画 右・後ろに
準備の姿勢
弓歩の歩型になります。
前の足はつま先をまっすぐに、後ろの足は30°~45°に開く。
両足の間は、15cmほど空ける。
片手を前膝に軽く置く。

動作
右腕を上から後ろに、下に、前に、体の側面で大きな
立円を描いて回します。

右腕を上から前ろに、下に、後ろに、体の側面で大きな
立円を描いて回します。

★左右交互に行います。

要点 ⇒⇒ 最初はゆっくりと確実に、慣れてきたら徐々に
速度を上げていきます。

注意 ⇒⇒ 腕はまっすぐを保ち、肩はゆるめて行います。
三.双臂繞環(スァンビ ラォホァン)1.前後繞環
説明


動画 前方向に垂直の円で動く

動画 後ろ方向もに垂直の円で動く
準備の姿勢
両手を真っすぐ上に挙げます。

動作
・左腕を前方向に、続いて右腕を半円遅れで前方向に回します。
・左腕が下にきたら右腕は上に、左腕が上にきたら右腕は下になります。

要点 ⇒⇒ 最初はゆっくりと確実に、慣れてきたら徐々に
速度を上げていきます。

注意 ⇒⇒ 腕はまっすぐを保ち、 体の両横で垂直の円を描きます。
三.双臂繞環(スァンビ ラォホァン)2.左右繞環
説明

動画 動画
準備の姿勢
目をまっすぐ正面に向けて立ちます。

動作
・左腕、右腕を左横に持ってきます。
 手の平は90°にまっすぐに立てます
・左腕、右腕を同時に上に、右横に回します。
 手の平は90°を保ちます

※この逆も練習します。

要点 ⇒⇒ 最初はゆっくりと確実に、慣れてきたら徐々に
速度を上げていきます。

注意 ⇒⇒ 腕はまっすぐを保ち、 体の前で上方に半円を描きます。
三.双臂繞環(スァンビ ラォホァン)3.交差繞環(ヂァオチャー ラォホァン)
説明



動画 左・前に 動画 左・後ろに
準備の姿勢
両手を真っすぐ上に挙げます。

動作
・左腕を前方向に、右腕を後ろ方向に同時に回し始めます。
・両腕を同時に下に、同時に上に挙げます。

※この逆も練習します。

要点 ⇒⇒ 最初はゆっくりと確実に、慣れてきたら徐々に
速度を上げていきます。

注意 ⇒⇒ 腕はまっすぐを保ち、 体の両横で垂直の円を描きます。
三.双臂繞環(スァンビ ラォホァン)4.左右繞環(ヅォヨウ ラォホァン)挿歩の歩法で
説明


動画 左 動画 右 動画 左右
準備の姿勢
真っすぐに立ちます。

手の動作
・左腕、右腕を左横に持ってきます。
 手の平は90°にまっすぐに立てます
・左腕、右腕を同時に上に、右横に回します。
 手の平は90°を保ちます

足の動作
・左足をま横に出します。
・右足を体の後に挿し込むように運びます。
・重心は前足です。

目線
・右から左に水平に移動します。
・指先にしっかりと目をやります。

※この逆も練習します。

要点 ⇒⇒ 最初はゆっくりと確実に、慣れてきたら徐々に
速度を上げていきます。

要点 ⇒⇒ 手、足、目、呼吸を一致させます。

注意 ⇒⇒ 腕はまっすぐを保ち、 体の前で上方に半円を描きます。